入院9日目術後7日目:主治医の説明は十分納得できるものだったの巻

now in hospital

先日書いたこの件について。

未破裂脳動脈瘤の開頭クリッピング手術のため2018年2月5日から入院。入院6日目術後4日目。ICUを出た後に主治医と交わした会話を思い出し、その中でひとつ気になる点を思い出した。

主治医による説明

16時半ごろ、主治医が技師さんを急かしてくれた今朝の造影CTの画像が上がったということで、説明を受けた。妻は生憎帰宅した後だったのでひとりで受けた。

なお、この造影CTの画像の提供はもちろん依頼した。後日ブログにアップする。

退院前日に撮った造影CTの画像をもらった(ていうか買った)のでその一部を晒す。ビフォーアフターのアフターだ。主治医はこれも見ながら手術やその後の経過について詳しい説明をしてくれた。

まず実際に頭を開けてみておれの動脈瘤がどういう状態であったかを、画像と、自らの手や指を血管になぞらえて説明してくれた。

Y字型の分岐を真俯瞰から見ると-(マイナス)に見えるが、このマイナスに沿うように、楕円に近い状態で膨らんでおり(つまりネックと呼べるようなものがなく、底面積が広い)、かつでこぼことしている、シンプルな嚢状ではない、と。

よってクリップのかけ替えも何回か試みつつ、ベストな位置を探した、と。

核心に迫る

一番嫌なのは、「いい知らせと悪い知らせがあります。手術は成功しましたが患者は亡くなりました」っていうブラックジョークよろしく「手術は成功です。でも破裂リスクはたいして下がりません」っていうことだ。
そんなことはあり得ないと思いつつも、そこはハッキリさせておかなければならない。

患者の心情として、頭に穴を開けるという相当のリスクテイクをしている以上、それに見合う成果、つまり破裂リスクがゼロか限りなくゼロに近いものになってもらわないと困るわけですが、その点についてはどうですか?
そう考えてもらっていいと思います。危ないところは留めきってます。
今朝の造影CTの画像を見ると明らかです。ふくらみはほぼ無くなっています。
ぼくはクリップは複数使うものと思い込んでいましたが、一本勝負に出たのはそれが最善でかつ確実という確信があったからということでよいですか?
もちろんそうです。
問題は危険な場所をいかに確実に捉えるか、周囲の血管や組織に要らぬ負荷をかけないかということであって、クリップの本数の問題ではありません。
あなたの動脈瘤の場合、実物を見て、クリップのかけ方をいくつか検討し実際に何回か試みた結果、一本で確実なクリップを実現できると考えたのでそのようにしました。
クリップもたくさん使えば確度が増すというものでもありません。場合によっては複数使うデメリットもあります。

もうこの説明で十分です。

ありがとうございました!

そのほかのお話

クリップ留めした付近は、血圧製剤的接着剤で固めてあります。これは何年か経つと周囲の組織と癒着して強固になります。
反面、同じ個所を再開頭しようとするとえらい面倒なことになります。

再開頭なんてハメにならないよう努力します。

開頭をして頭蓋骨をチタンプレートで留めたりクリップが入っていたりするので、今後は頭部右側についてはMRI/MRAは使えません。このあたりはもう写りません。

それはしょうがないですね。

この間もちょっと言いましたけど、生の血管を見たら結構黄色かったです。黄色が何を意味しているかって言うと動脈硬化。動脈硬化の大きな因子がタバコ。
こういう状態の血管は、摘まみようが悪いと中の脂肪がブシュッってなったりして危険です。脳梗塞の原因にもなります。

やっぱりそうですよね。

この後は、来週またCTをやって経過を確認しましょう。その後は1カ月後。さらにその後は3カ月ないし半年後、二年後三年後と、徐々に間隔を空けて経過を見ていきます。

それ自体は手術前の経過観察とあんまり変わらないような気もするけど、

リスクが高まっているかどうかを心配して臨むのか、

リスクが無くなったままかどうかを確認するのか、

意味や気分はまるで違うな。

腑に落ちたところで晩ごはん。

2月13日の夕食

一般食C 米飯180g、
常食:ゆかりご飯、鰆のうに焼き、おでん、フルーツ

「入院9日目術後7日目:主治医の説明は十分納得できるものだったの巻」への2件のコメント

  1. 1
    SHU says:

    クリッピングでも経過観察ってずっとあるんですねーどのくらい続くんでしょうね。
    とめちゃって異常なければそれで終わりだと思ってましたが
    私の主治医が「やつら(クリッピング患者たちをさして)、傷癒えて、違和感なくなると定期健診来なくなる・・何年かぶりにふらっと別の病気でやってきたりするけど、こっちは手術した記憶すらない」とぼやいてました(笑)
    ある意味うまくいって健康をとりもどした患者さんで喜ばしい話なのですが、経過観察はしっかりと行かねば、ですねw
    私はあと一個厄介ものがあるからずっと続きますが、瘤の観察と同時に梗塞も診てくれるんで助かります(笑)術前は我儘いって耳鼻科で診てもらうはずの蓄膿まで見てもらってしまいましたw

    • 1.1
      筆者 says:

      どうなんでしょう?徐々に間隔を空けていって、1年くらいでしょうか?

      >「こっちは手術した記憶すらない」

      こっちも早くそうなりてえw

      まあ、定期検査・診断は、脳ドックを格安で受けてるようなもんですよね。