開頭手術の髪の毛事情

男性の髪の毛のイメージ

手術の3週間くらい前、インフォームドコンセント的な話の際、主治医は

耳の上のこのあたりから(円弧を描くようにおでこに向かって)こういう感じで切る感じ。その付近の髪の毛は2cmくらい切るよ。

と言った。

2cmくらい「に」切るのかどうか、それは長さなのか幅なのか、そもそも切るのか剃るのか、は判然としなかったけれど、別にそんなことはどうでもよくて主治医のやりやすいようにやってもらって構わないからたいして気にも留めなかった。

入院の前日に髪を切った。そのとき既にそれなりに伸びていたし、術後しばらくはやっぱりバリカンを当てるのに抵抗があるだろうから、そこから1カ月くらい放置しても見苦しくない程度にしておこうと思ったのだ。

入院4日目術後2日目に恐る恐る帽子をとってみたら、創部を幅2cmくらい剃られていた。
ああ「2cm」っていうのは幅のことだったのか、なんだやっぱり「切る」んじゃないんじゃん「剃る」んじゃんと思ったけどやっぱりそれはどうでもよかった。
ちなみに剃られたのは手術室に入って全身麻酔をかけられた後だから誰がどんな手際で剃ったのかわからない。

術後2日目。しっかり剃られている。

未破裂脳動脈瘤の開頭クリッピング手術では別に坊主頭とかにする必要はない。
美容的観点(術後の早期社会復帰に配慮)から、創部の断髪あるいは剃毛は最小限になっている。また傷痕や剃った後の髪のボリューム感の差があまり出ないよう、目立たないよう生え際を上手く逃げるように考えられている(抜鈎時の主治医談)。

術後7日目抜鈎直後。剃り跡に芽生え。

だけどあらかじめ髪を切っておいても、やはり髪の長さは剃られた部分と差が出るわけだ。
退院後しばらくはおでこ付近のボリュームが足らず、なんだか「そこは円形脱毛症(経験あり)だったのかも感」があり、どうにもこうにも変な頭だった。
いくらヘアスタイルにこだわりはないと言っても変なものは変なのである。他人がどう思おうが構わないが自分で納得いかない。

退院翌日。薄いところは薄い。

退院後10日を過ぎたあたりからなんとかごまかせる感じになり、外出時に帽子を被ることもなくなった。剃ったところの毛も順調に伸びている。

術後18日目。だいぶ伸びてきた。

女性の場合はたいてい髪が長いからもっとごまかしやすいんじゃないかと思う。
男性の場合、最初は剃った部分が目立つかもしれないけど、髪のボリューム感がヘンテコになるのを避けたければ側頭部を刈った方がいいんじゃないかと思う。
1cmくらいならあっという間に伸びるからね。

「開頭手術の髪の毛事情」への2件のコメント

  1. 1
    SHU says:

    ここ、突っ込んでいいですか(笑)
    私は腐っても?女性なので、こちらは重要課題でした。
    ショートヘアである上、この年齢ですと髪の量も若い頃に比べると当然少ない・・
    いかに自然な仕上がりに見せれるようにするか、を入院直前(これも重要!日にちがたつと髪は伸びてしまいます)に美容師さんと綿密な打ち合わせをして、「剃毛」に挑みました!
    私も麻酔中に剃られたので記憶にはありませんが、どのあたりをどのくらい剃るという情報はあらかじめいただいておりました。
    その情報をもとに、ブローしたあと自然な形で傷が隠れるようなカットをしてくれた美容師さん、おみごとでした!

    • 1.1
      筆者 says:

      SHUさん、コメントありがとうございます。
      なるほど事前に美容師さんに相談というのはいいですね。
      やはり女性の方がこういうことは気になりますよね。
      髪の毛については意外にこれに触れられているブログなどが少ないですし、現在進行形の今しか記録しておけないことなので、書きたかったネタでしたw