手術室雑話

手術のイメージ

手術の日の話は書いているけど、それを書いたときは術後わりとすぐだったので箇条書きみたいなものにしかなっていない。
でも、まだふたつみっつ思ったこと感じたことがあったので補足する。

手術室の印象

「よろしくお願いしまーす」つって手術室に入った直後はまだメガネがあった。
すぐに看護師さんに預けてしまったのでじっくり観察する視力もヒマもなかったけれど、手術室の最初の印象は「へえ、アンギオのときとは違うんだな」だった。

アンギオのときは中央に手術台(っていうの?ベッドみたいなやつ)があった。

手術室のイメージ

アンギオはこんな感じのところでやりました(イメージです)

でも本番のときは、右手に全身麻酔処置用の寝台、左手に開頭処置用の寝台があった。

いろんな機材が一見雑然と、でも手術をするスタッフにはおそらく合理的に配置されていた(ように思う)。

左手の開頭処置用寝台の脇にはデカい顕微鏡があった。一見顕微鏡に見えない。
顕微鏡で患部を見ることは知っていたけど、理科で使う顕微鏡とかファイバースコープのようなイメージだったから「へえ、こんなんなんだ」と思った。

顕微鏡のイメージ

たぶんなんとなくこんな感じ(イメージです)

頭蓋骨に到達するまで、場合によってはその痕を縫合する必要があるほど頭をガッツリ固定するという器具の記憶はない。
どんなものかよく見たかったな。裸眼視力のある人がうらやましい。

全身麻酔

すぐに全身麻酔用寝台に促されて横になってからなんだかいろいろ話されたような記憶だけはあるけど内容は覚えていない。
確か身体を拘束された気がする。
なんか注射もされたような気もしないでもない。
よくわからない。やっぱり投稿は直後に書かないとダメだな。

「さあいよいよだな」と目を閉じていたら、全身麻酔の同意書がどうとかこうとか言ってる。確認できてないとかなんとか。
それを聞いて、まったく土壇場に来て何やってんだよ昨日すぐスタッフステーションで「手術と全身麻酔の同意書です」つって出したじゃんよおれの手術に水を差さないでくれよと心の中で舌打ちした。

まあ、すぐに確認できたみたいで「じゃあ最初は酸素出まーす。すぐ効きまーす」と言われてマスクを当てられたかと思ったら、もう次の瞬間には意識がなかった。

全身麻酔のイメージ

眼はつぶっていたけどこんな感じだったのかな?(想像です)

あとで思ったのは、死ぬときはあんな感じで死にたいということだった。
それが、未破裂脳動脈瘤がらみで一番強く死を意識したときかもしれない。

未破裂脳動脈瘤の開頭クリッピング手術のため2018年2月5日から入院。6日に手術からのICU。何が苦痛って膀胱バルーンの違和感が酷くてこれが一番の苦痛。創部の痛みはないが頭痛はする。

「手術室雑話」への2件のコメント

  1. 1
    SHU says:

    眼鏡なしでよくぞそこまで観察できましたね!
    私も近眼で眼鏡なしですと、一瞬先は闇に近いので先生方の顔すら識別できませんでした。
    そうか、あのベッドって麻酔のためのベッドだったのですね。
    腕にされた注射(鎮痛剤とか言ってた気がしますがそちらが激痛でした)のあとすぐマスクされて気づいたら「終わったよ」という主治医の声でした。
    人によっては術中に夢を見たりする人もいるとか・・
    さすがにそれは嫌だなぁ…って思いました (^_^;)

    • 1.1
      筆者 says:

      SHUさん、コメントありがとうございます。
      前半の話は手術室に入って本人確認の質問があってメガネを預けて全身麻酔寝台に乗るまでのほんの1~2分の間にぐるっと見回しただけの記憶です。
      その後のICUの記憶の方が強烈すぎて手術室で憶えているのはこれだけです。
      そうは言っても緊張もしてましたし。
      本当は「これは何ですか?」「これは何するものですか?」「これで固定するんですか?」「頭蓋骨を外す道具はどれですか?」とか訊きたかったんですけど。