頭部丘陵

手術前、インフォームドコンセント的な話のとき、主治医はおれのおでこの端の方を指さして

このあたりは手術後にすこーしヘコみます。
筋肉がどうしても萎縮しちゃうためで、すみませんがそれは不可避です。

と言った。
まあ、そういうものだったらそれは仕方ないわな。

開頭手術で一旦取り外した頭蓋骨の一部を戻すとき、なんかの拍子にパカ!と外れてしまわないように(そんな外れ方はしないと思うけどw)チタンプレートで周囲と接続し再固定される。

退院前日のCT画像

退院前日のCT画像。右側頭。縫合部の近くと額の端の方、プレートがふたつみっつ見える。

チタンプレートの厚みがどれくらいなのかは知らない(コンマ数ミリ?)けど、プレートはまたリベットのようなネジのようなもので固定される。
その上に筋肉やら皮膚やらが被さるが、頭の筋肉は薄いのでプレートやらリベットやらのある部分はほんのりと盛り上がることになる。

するとどうなるか。

開頭部付近に、それを意識してじっくりじっくり見ない限りわからない程度、触ってみないとわからない程度だがゆるやかな丘陵地帯のような高低差ができるのである。

開頭したあたりを指先でなぞるとき、この高低差を感じる。

クリップを自分で触ることはできないが、そのとき

ああ、おれは頭を開ける手術をしたんだ

と実感するのである。

あと、大あくびをして右こめかみに固さを感じるとき。

「頭部丘陵」への4件のコメント

  1. 1
    SHU says:

    本当だ・・・
    その話、主治医に聞いたかどうか覚えてないのですが
    じっくりなぞるように触ると左右違うことがわかります、わずかですけど。

    大あくびをしたときのこめかみの痛みはもうちょっとかかるかもですね (^_^;)
    というか・・術後1か月ですよね?
    あくびしてるんですね・・・私、術後一か月って口を閉じたまま(イメージわくでしょうか、ほら大事な会議中に思わずしちゃうみたいな)あくびしてました・・・

    とっても知りたいのですが、あくびをしたとき、どのくらい口が開きますか?
    私は術後1か月で指1本半でした。それを主治医に両側のこめかみを抑えられ
    「おらおら~あけろ~~~(とは言ってない)」と開けさせられて、なんとかぎりぎり指2本でした。
    顎関節症もあったかもですが術前、2本ちょいは軽々あいてたのでちょっと興味がわきました。

    • 1.1
      筆者 says:

      口を全開にできるようになったのは退院の少し前だと思います。
      側頭部の筋肉が固い、あるいは突っ張るような感じはありますが、痛みは最初からありません。
      普通に喋ったり食べたりするときはそれすら感じません。
      「あ、ちょっと痛いな」と思ったのは手術直後に右眉毛を大きく上げたときくらいです。
      口を全開にすると指は縦に三本入ってまだ少し余裕です。
      恵方巻きドンと来い!です。

      SHUさんが手術なさったのは中大脳動脈ですよね?

      • 1.1.1
        SHU says:

        「右中大脳動脈瘤 クリッピング術」これが手術同意書やら、保険請求するときの診断書に記載されていた病名でした。大きさはわずか3ミリほどです。切開された位置も全く同じです。

        指3本・・・・私も顎関節症になる前は余裕で入っていました。入院前に何とか2本半入るようになった状態でした。いま、頑張って思いっきり開けてぎりぎり3本です。

        にしても・・・その回復ぶりはやはり驚異的です。回復というより本当に側頭筋はがされたんですか!って疑問すら湧いてきます。今も同じ手術をされてリハビリされてる方に大きな励みになるでしょうね。てかきっとドクターもびっくりだと思います(笑)

        • 1.1.1.1
          筆者 says:

          手術のときは意識が無かったんで、本当に頭を開けられたのかどうか自分では確信はありませんwww
          それにしても、同じ患部で同じような切開ですか。
          とするとSHUさんも顎関節症が無ければぼくと同じくらいになってたんじゃないかと思いますよ。
          この次の投稿で側頭筋について触れます。お楽しみにどうぞ。