はやくてなにより

先日、ある取引先を訪問して久しぶりに対面での打ち合わせをした。

そのとき

「だいぶ痩せましたね」

と言われた。

そういう印象を持たれるということは相当な長期間(太っていたのは2年ほど前)直接会っていないということを意味するから、商売的にややまずいのではないかと若干動揺した。
しかし気を取り直して「はい、2年間で12kg痩せました」とそうした狼狽をおくびにも出さず答えた。

「何かおやりになったんですか?」と訊かれたので、「実は未破裂脳動脈瘤の開頭手術を先月やりまして、だいぶ前の発覚以降、血圧とかに気をつける必要があって食生活を改善したら自然に痩せたんです」と答えた。

すると「それは早く見つけてよかったですね」と。

いやまあ見つけたときはもう7mmだったんですけど破裂前という意味ではまったくおっしゃるとおりです。ありがとうございます。

見つけちまえばこっちのもんです。

そうした話の流れだったんだけど、聞けばその取引先の方のお母さまが去年くも膜下出血を発症して緊急手術なさったというではないですか。
幸いにも異変に気づくのが早く、病院も近かったので今では後遺症を発症することもなく元気にお暮らしだとか。

それはほんとうになによりでした。

発症したらおよそ1/3が亡くなり1/3が障害を負うとされるくも膜下出血は出血度合いもさることながら処置までのスピードが文字通り命のようで、異変を感じたら躊躇せず救急車を呼べと言われる。
このお話については本人の意識もさることながら、周囲の目配り気配りがあってこその発見と回復だと思った。

帰宅して妻にこの話をしていたときにふと

「運動なしでも痩せる!未破裂脳動脈瘤ダイエット」

っていう本が書けるんじゃないかとバカなことが頭に浮かんだ。

「はやくてなにより」への4件のコメント

  1. 2
    みやび says:

    2年で12キロ減!強い意志がおありなのですね!それをキープされてるのもすごいです。私は体重は特に術前術後、入院前退院後、で変化はありませんでしたが、自分の体重毎日知りたくて入院中毎日ナースステーションの体重計で体重測らせてもらってました(笑)

  2. 1
    SHU says:

    入院中、看護師さんに「退院したらどんどん痩せていきますよ」と言われました。
    食べても食べても傷を治そうとするために使われるエネルギーのほうが多いからだそうです。(授乳中みたいな感じですかね)
    実際に何をしても痩せなかったという患者さんが5キロ以上やせたとか・・・・・

    さて、筆者さまも私も術後全く痩せてないのはなぜなんでしょう。

    ちなみに私術直後食べられなかったわずか3日のせいで、栄養失調になりましたが、
    退院時は問題ありませんでした(笑)

    • 1.1
      筆者 says:

      真面目にお答えしますと、入院中はたいしてカロリーを消費していなかったから痩せなかったんだと思います。
      あとはやっぱり「スニッカーズ」かも。
      そのかわりと言っちゃ何ですが、
      >食べても食べても傷を治そうとするために使われるエネルギーのほうが多い
      退院後しばらくは食欲が旺盛でしたね。
      暴食にならない程度にがっつり食べたので、退院後も痩せてないんだと思います。